肌の水分と弾力、どう補給する?
年齢を重ねるにつれて、あるいは季節が変わるにつれて、肌の水分が減少し、弾力が失われるのを感じるようになります。これを改善する方法として、「スキンブースター」注射施術が注目されています。しかし、実際にカウンセリングにいらっしゃると、水光注射、リジュランヒーラーなど、様々な名称に戸惑われる方が多くいらっしゃいます。
本日は、代表的なスキンブースター施術の違いと、それぞれどのような肌タイプに適しているかをまとめさせていただきます。
スキンブースターとは何か?
スキンブースター(Skin Booster)は、肌の真皮層に有効成分を直接注入し、肌の水分、弾力、再生力を改善する注射施術です。クリームや美容液のように肌表面に塗るのではなく、真皮層に直接作用するため、外用製品では届きにくい深い層から変化を生み出すことができます。
スキンブースターは大きく分けて3つの系統に分類できます。
① ヒアルロン酸(HA)ベース — 水光注射系
② PDRN(ポリヌクレオチド)ベース — リジュランヒーラー系
③ NASHAベースのバイオリモデラー — プロファイロ系
① 水光注射(ヒアルロン酸ベース)
水光注射は、ヒアルロン酸(Hyaluronic Acid, HA)を肌の真皮の浅い層に少量ずつ複数箇所に注入する施術です。ヒアルロン酸は、自身の重量の約1,000倍もの水分を吸収・保持する性質があり、施術直後から肌の水分量が大幅に高まります。
主な特徴は以下の通りです。
- 主成分:ヒアルロン酸(HA)単独または少量の成長因子複合
- 主な効果:即時的な肌の水分補給、肌のツヤ改善、肌のキメを整える
- 持続期間:2~4週間(定期的なケアで効果が蓄積)
- 適応対象:超乾燥肌・乾燥肌、季節性の肌の乾燥、肌のツヤが必要な方、イベント(結婚式・卒業式など)前の短期ケア
水光注射は、短期間で明確な水分感とツヤ効果を求める方に適しています。ただし、効果の持続期間が短いため定期的なケアが必要であり、これを継続的に繰り返すことで、長期的にも肌の保湿能力が向上するのを実感できます。
② リジュランヒーラー(PDRNベース)
リジュランヒーラーは、鮭由来のPDRN(Polydeoxyribonucleotide、ポリデオキシリボヌクレオチド)を主成分とする肌再生注射です。PDRNは、DNAの基本単位であるヌクレオチドが重合した物質で、細胞のDNA合成を促進し、成長因子の分泌を刺激することで、損傷した肌を根本的に再生させます。
主な特徴は以下の通りです。
- 主成分:PDRN(鮭DNA由来ポリヌクレオチド)
- 主な効果:肌細胞再生促進、コラーゲン・エラスチン合成増加、毛穴縮小、肌の弾力改善、抗炎症効果
- 持続期間:3~6ヶ月(4回1コース基準)
- 適応対象:肌の老化・弾力低下、ニキビ後の肌再生、毛穴の開いた肌、肌のトーンの不均一、施術後の回復が必要な肌
リジュランヒーラーは、水光注射のような即時的な水分感よりも、施術後2~4週間かけて肌が徐々に再生される方式です。「肌再生」という表現がよく似合う施術で、傷跡やニキビ跡がある方、または全体的な肌の老化が進んでいる方におすすめです。魚の生臭さアレルギーがある方は、事前テストが必要です。
2つの施術、どう選ぶ?
各施術の特性を要約すると以下の通りです。
水分補給が主な目的で、即時的なツヤを求めるなら → 水光注射
肌再生・毛穴・ニキビ後の肌回復が目的なら → リジュランヒーラー
もちろん、両方を併用するケースも多くあります。例えば、リジュランヒーラーで肌再生を進めながら、即時的な水分感が必要なイベント直前に水光注射を追加する、といった方法です。
施術後の注意事項
スキンブースター系の施術は一般的に回復期間が短いですが、施術直後には微細な針跡や小さなあざができることがあります。施術当日は洗顔および化粧を避け、48時間以内は過度な飲酒、サウナ、激しい運動を控えることを推奨します。また、真皮層に直接作用する施術であるため、皮膚科専門医の正確な診断後、ご自身の肌の状態に合った施術を選択することが重要です。
BAクリニックでは、個人の肌タイプやお悩みに合わせて最適なスキンブースター施術をご提案しております。ご不明な点がございましたら、いつでもお問い合わせください。





